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東海愛知新聞

民間専門人材で脱炭素

幸田町 サントリーHDの内藤さん登用

幸田町はこのほど、地域脱酸素の取り組みを推進するための民間専門人材としてサントリーホールディングス株式会社(大阪市北区)の内藤寛さん(60)を町企画・環境推進監に任命した。

任期は1日~2026年3月31日の2年間の予定。内藤さんは同社で環境への配慮に関わる部署を歴任し、技術士(環境部門、総合技術管理部門)やエネルギー管理士の資格を持っている。任期中は同社員として町役場内に常勤し、SDGs(持続可能な開発目標)やリサイクル、カーボンニュートラル(二酸化炭素などの温室効果ガスの排出量実質ゼロ)に関する町の取り組みへの助言や職員への啓発、関係事業者との橋渡しの役割を担う。

内閣府が仲介して各分野の知識人を自治体に派遣する「地方創生人材支援制度」を活用。SDGs達成に積極的に取り組む自治体を政府が選定する「SDGs未来都市」への選定を目指して同町が民間事業者からの派遣を希望したところ、7社から可能との回答があり、協議の結果同社に決定した。

同町によると内藤さんへの給与は同社が支払うが、町は派遣に対する負担金として同社に年間900万円を支払う。 (酒井希実)

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