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東海愛知新聞

全岡崎市民の83%が利用

昨秋配布の農業応援チケット

岡崎市はこのほど、昨年秋に全市民に配布した「おかざき農業応援チケット」(利用期限は今年2月末)の利用率が、83%だったと発表した。当初見込みの75%を上回った。3月21日に閉会した市議会3月定例会で、不足分の事業費4285万円を計上した本年度一般会計補正予算案が可決された。

チケットは1人当たり1500円分を配布。市内の産直施設などでの商品購入に利用できた。物価高騰の影響を受ける農業従事者と市民の支援などを目的としていた。

市農務課によると、昨年10月~今年1月にはおかざき農遊館(東阿知和町)、ふれあいドーム岡崎(下青野町)、道の駅「藤川宿」(藤川町)の3施設で計2億8850万7500円分の57万7015枚、3施設以外の民間農場直売所などでは計4909万3000円分の9万8186枚が利用された。購入商品の内訳は調査していないため不明。

好調の要因として考えられるのは、利用できる主な対象が農産物などの食料品だったこと。紙媒体での配布や、若い単身世帯の積極的な利用も、利用率の増加に影響したとみられるという。同課は「産直の存在や農家の頑張りを知ってもらえたのは大きかった」としている。(犬塚誠)

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