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東海愛知新聞

緩和するも解消せず

岡崎市 昨年の桜まつり渋滞対策結果

岡崎市はこのほど、昨年の「岡崎の桜まつり」期間中に市内で実施した特別渋滞対策の結果を公表した。部分的には混雑の緩和が見られたが、国道1号や国道248号などでは依然として渋滞が発生。一定の成果はあったものの、課題が残る結果となった。(犬塚誠)

岡崎公園周辺の公共駐車場7カ所は3月25、26の両日と4月1、2の両日の土・日曜に予約制とした。市は来訪者がピークになる4月1日に交通状況を調査。2022年に比べて国道1号では西進(名古屋方面)方向で約700メートル、東進(豊橋方面)方向で約200メートル、同248号では北進(豊田方面)方向で約250メートル、南進(幸田方面)方向で約600メートルそれぞれ渋滞が短くなった。市図書館交流プラザ(りぶら)の駐車場周辺では、目視で渋滞の縮小を確認した。

両国道で渋滞が短くなったものの、根本的な解決には至らなかった。岡崎公園周辺では未予約者が民間駐車場に流れ込み、入庫待ち車両が列を形成した。商業施設「コムタウン」(上六名町)周辺では、施設入り口と接続する市道で約500メートルの渋滞が発生。国道248号でも300〜800メートルの車列ができた。

土・日曜における予約制駐車場の最大駐車率は、6カ所で100%。市役所西駐車場のみが91%だった。しかし、月〜金曜も予約制とした岡崎公園平面駐車場では、全ての平日で予約枠に空きが発生した。3月24日〜4月5日(土・日曜を除く)の平均駐車率は37%。未予約者にとっては「空いていても止められない」状況が生じた。

郊外の駐車場に車を置いてバスや電車で会場に向かう「パーク&ライド(P&R)」や「パーク&トレイン(P&T)」も実施した。岡崎中央総合公園やユニチカ岡崎事業所(日名北町)など4カ所が駐車場となり、土・日曜には一定の利用があった。各所の最大駐車率は約2〜61%だった。鉄道では平日、休日共に名古屋鉄道と愛知環状鉄道の乗降客数が増加した。

今年も土日は予約制に

市によると、今回の特別渋滞対策事業費は3085万4000円。市は「桜が見頃の土・日曜では渋滞緩和の効果が確認できた」として、今年の桜まつりでも公共駐車場の予約制やP&R、P&Tを継続する方針だ。実施は土・日曜限定とすることを検討している。予約制にしても渋滞が解消できなかった箇所は再検討する。市外からの来訪者に対しては市ホームページなどでのPRのほか、西三河地域の自治体の広報誌に掲載してもらうなどして周知する予定。X(旧ツイッター)やインスタグラムといったSNSなどの活用も考えているという。

中根康浩市長は今年1月19日の定例会見で「平日の予約制は警戒しすぎた点もあるかもしれない。今年は適正な規模でやり、経験値を積み上げて来年につなげたい」と述べた。

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