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東海愛知新聞

81歳でスコア「62」

ゴルフ 岡崎の伊藤さんが快挙

岡崎市内在住の伊藤巖さん(81)がこのほど、岐阜県瑞浪市のゴルフ場「ベルフラワーカントリー倶楽部」(パー72)で10アンダーの62という驚異的なスコアを出した。「初めてゾーン(集中力が高まり、感覚が研ぎ澄まされた状態)に入った」と振り返り、週に1回指導する中村彰男てるおプロ(71)も10歳上の“先輩”に太鼓判を押す。 (竹内雅紀)

エージシュートは100回以上

伊藤さんがゴルフを始めたのは大学入学後。ゴルフ歴は60年以上になる。就職後は仕事の付き合いなどでプレーし、これまでのベストは3アンダーの69だった。67歳で退職し、中村プロに師事した。平均81以下のスコアで回る「シングル」の腕前だったが、中村プロの助言でフォームを改造。70歳で「エージシュート」(自身の年齢以下の打数でホールアウトすること)を初めて達成、76歳の時に100回目のエージシュートを達成した。

今季は調子が良く、春にベストスコアタイ記録の69を出した。9月末のベルフラワーカントリー倶楽部では、自己ベストを7打も更新するスコアでホールアウト。「このスコアは、もう二度と出ないと思う。無我の状態だった」と照れ笑いしながら振り返る。前半9ホールは34(4バーディー、2ボギー)、後半はボギーが1つもない28(8バーディー)で回った。80歳以上のため、レギュラーティーよりも前方から打つが、打球方向の安定感やグリーンに乗せるまでの技術、パッティングなどの要素がそろわなければ出せない成績だ。

中村プロは「伊藤さんは素直に聞いてくれる。上半身や股関節の使い方がうまい。体がぶれず、ボールに当てる時のインパクトがしっかりしている。62は信じられない」と絶賛。伊藤さんは「名伯楽の中村プロの指導で上達し、結果が出た。プレーヤーの個性や体つき、希望に合わせて指導してくれる」と感謝の言葉を口にする。中村プロは昨年のプロテストに合格した服部雅也さん(23)、今年のプロテストに合格した峰澤碩志ひろしさん(23)=共に岡崎市出身=の指導経験もある。

81歳になっても年間で100回以上ラウンドする。今後の目標は妻敬子さん(77)と全国各地のゴルフ場を回ること。「健康に気をつけて楽しみながら回りたい」。11月下旬には、中村プロやゴルフ仲間による祝賀会が予定されているという。

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