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東海愛知新聞

回復の兆し顕著

前年度分まとめた「観光白書」

岡崎市はこのほど、昨年度(2022年4月~23年3月)に市を訪れた観光客数などをまとめた、本年度版の「観光白書」を作成した。市内の観光施設を訪れた人は、21年度比17.7%増の380万8502人。新型コロナウイルス感染拡大の影響は依然として残るものの、回復の兆しが顕著になっている。(犬塚誠)

観光施設の中でも、岡崎公園と八丁味噌蔵の訪問者が大幅に増えた。同園では「どうする家康 岡崎 大河ドラマ館」が1月21日にオープン。1~3月に多くの人が訪れ、105%増の56万800人を記録した。八丁味噌蔵は173%増の11万7856人だった。

同館の見学を含むツアーでの来訪も多く、同園駐車場を利用したバスは200.5%増の1094台に上った。21年度は0人だったツアーによる外国人旅行者も、133人に増えた。一方で、3月の桜まつり期間中は、渋滞特別対策として事前予約制を導入したことなどが影響。乗用車は21年度同月比で20.7%減の1万5948台にとどまった。

延べ宿泊者数は21年度比24.6%増の34万5631人。大きく落ち込んだ20年度との比では85.5%増で、コロナ禍前とほぼ同水準まで回復した。鉄道利用乗客数は21年度比7.7%増の1588万70人。高速道路の利用も回復傾向にある。

市公式観光サイト「岡崎おでかけナビ」へのアクセスは好調。62.2%増の636万5915件の訪問があり、全ての月で21年度を上回った。特に、花火大会やNHK大河ドラマ「どうする家康」、桜まつりに関するサイトへのアクセスが多かった。

観光白書は市ホームページのほか、市役所西庁舎1階の市政情報コーナーや市観光推進課でも閲覧できる。

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