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東海愛知新聞

全国の蓋と愛好家集結

きょうまで マンホールサミットin岡崎

マンホール蓋の魅力を伝える全国規模のイベント「第11回マンホールサミットin岡崎」が21日、岡崎市民会館から名鉄東岡崎駅までの市中心部一帯で始まった。全国から151種類のマンホール蓋とマンホールを愛する「マンホーラー」が集結。きょう22日午後3時まで。 (酒井希実)

岡崎市と下水道広報プラットホーム(GKP)でつくる実行委員会主催で、中部地方では初開催。テーマは「踏み込め 戦国の舞台へ」。桜城橋さくらのしろばしから籠田公園にわたって、三方ヶ原の戦い、伊賀越え、関ヶ原の戦いといった徳川家康の生涯を代表する戦に関わった武将のゆかりの地がある全国の自治体のマンホール蓋が並び、乱世統一への道のりが再現されている。

乙川河川緑地左岸(名鉄東岡崎駅側)では道に沿って愛知県内各自治体の蓋がずらり。地上に出現したマンホールに入って遊ぶ子どももいた。籠田公園には下水汚泥を活用した肥料で生産された農作物「じゅんかん育ち」を使ってマンホール蓋の鉄板で調理した料理の提供、蓋の模様を写し取ってオリジナルトートバッグを作るコーナーもあった。

市民会館では全968種類のマンホールカード、市内の歴代蓋、下水道の中を幻想的に写した写真などが展示された。甲山会館では、下水道工事や水に関する紹介を行った。

桜城橋で午前10時に始まった記念品配布には、乙川河川敷に沿って長蛇の列ができた。先頭に並んでいた茨城県の黒川真嗣郎さん(27)は前日の夜に岡崎入りして、当日午前8時の列形成に備えたという。「マンホール蓋のデザインは街を反映し、街を知ることができる。(記念品の)新カードと愛知県の蓋を見るのが楽しみ」と笑顔を見せた。

会場でもらえるマンホールカードで岡崎公園内の「どうする家康 岡崎 大河ドラマ館」の入場料割引などの特典もある。

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