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東海愛知新聞

国体・競泳で2冠

岡崎出身中京大中京高3年の倉橋君

岡崎市立葵中学校出身で中京大学附属中京高校3年の倉橋駿斗(はやと)君(18)が、このほど鹿児島市で開かれた「燃ゆる感動かごしま国体」の水泳競技で、2冠を達成した。少年男子A(高校2、3年男子)の200メートル平泳ぎと、400メートルメドレーリレーで優勝。初めて挑んだ国体で、文句なしの戦いぶりを見せた。 (犬塚誠)

「調子が良かった」とする200メートル平泳ぎでは、予選から自己ベストとなる2分13秒62を記録。20人中トップで決勝に駒を進めた。8人が臨んだ決勝では、2分13秒65でフィニッシュ。日本一を達成した。

400メートルメドレーリレーは決勝から参戦した。急きょ決まった出場だったが、「最初から出る気で準備していた」。得意の平泳ぎで2番手を担い、チームの優勝に貢献した。チームのタイムは3分42秒56だった。

強みとするのは、平泳ぎに不可欠な「キック」。水中での抵抗を抑えるための腹を締めるトレーニングや、上半身の鍛錬にも力を入れる。国体前に出場した高校総体(インターハイ)ではスピード力の向上が課題として浮上した。短距離を泳ぐ反復練習などを積み重ねた。

「200メートル個人種目では世界で戦う人もいる中で優勝でき、良い経験になった」と今大会を総括する。今後の目標は「日本選手権の決勝」。大学2年生での進出を目指しており、長期的には2026年に愛知県内で開かれるアジア競技大会や28年のロサンゼルス五輪も視野に入れている。

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