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東海愛知新聞

「常に防犯を意識」

きょうから 秋の安全なまちづくり運動

愛知県内できょう11日、「秋の安全なまちづくり県民運動」が始まる。岡崎警察署などは

  1. 特殊詐欺の被害防止
  2. 侵入盗の防止
  3. 自動車盗の防止
  4. 子どもと女性の犯罪被害防止
  5. 暴力追放運動の推進

―の5項目を重点目標として、県民の防犯意識向上を図る。20日まで。 (酒井希実)

同署管内(岡崎市、幸田町)では今年に入ってから8月末までに特殊詐欺が20件(前年同期比10件増)確認され、被害総額は1913万円(165万円減)に上る。内訳はオレオレ詐欺が6件(5件増)、架空料金請求詐欺は5件(4件増)、詐欺盗が6件(3件増)。県内のほとんどの警察署で同様に増加しているという。

パソコンの画面に「ウイルスに感染した」などと警告が表示されても、「記載してある番号に電話してはいけない」と注意喚起する。また、「サポート料」などの名目でプリペイドカードを何度も買わせる手口が増えているという。

侵入盗は8月末までに112件(7件増)。このうち空き巣が31件(3件増)、夜間の出店荒らしが24件(2件増)、事務所荒らしは8件(同)となっている。侵入盗全体でみると、被害の半数近くが無施錠で、残りは鍵付近のガラスを割られることが多い。補助錠を取り付けたり、鍵の近くだけでも防犯フィルムを貼ったりすると入られにくくなる。

自動車盗は10件(7件減)だが、オートバイは15件(7件増)、自転車は248件(59件増)の盗難被害が確認されている。7割は無施錠で被害に遭ったが、鍵を壊される場合もある。家に駐車・駐輪していても油断はせず、ワイヤ錠などと2重に施錠するのが効果的だ。永田英巳生活安全課長は「人ごとと思わずに、防犯を意識してほしい」と注意を促している。

期間中に同署が行う主な活動は次の通り。

  • 12日=防犯キャンペーン(JR岡崎駅)、同(イオンモール岡崎)、防犯診断・講話(根石学区市民ホーム)
  • 13日=子ども向け啓発活動(岡崎市南公園)
  • 17日=広報啓発活動(イオンタウン岡崎美合)
  • 18日=防犯キャンペーン(幸田憩の農園)
  • 19日=青パト出発式(岡崎市南公園)
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