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東海愛知新聞

水源の保全 公民連携で

岡崎市 民間9者と協定締結

岡崎市は26日、市の水道事業に関連する企業など9者と、水道水源の保全に向けた事業を行うための協定を結んだ。締結期間は同日から3年間。

市の水道水源となる森林の育成や管理、保全に向けた啓発活動などを公民連携で実施。「未来へつむぐ岡崎の水プロジェクト」として、水源保全の重要性を発信する。参加団体は、市の水道設計や浄水場の管理などに携わる企業など。寄付金や運営支援で協力し、市は活動参加や事業の調整を行う。

市上下水道局経営管理課によると、2020年9月28日に結んだ第1期協定の期間(3年間)満了に伴う対応となる。第1期には乙川の源流清掃や森林での間伐体験、勉強会などを実施してきた。第2期の3年間においては、市民参加の方法も模索するとしている。

市役所で開かれた締結式には中根康浩市長と9者の代表者が出席。中根市長は「水源地域を地元の人や行政だけで守るのは難しい中で、専門的なスキルやマンパワーを持つ各社の力添えをいただけるのは心強い」、株式会社クボタ(大阪市浪速区)の桝田多人理事兼中部支社長は「岡崎の水源と流域の環境の維持に、市とメンバー全員で力を合わせて知恵を出し合い取り組んでいきたい」とそれぞれ述べた。(犬塚誠、酒井希実)

岡崎市とクボタを除く参加団体は次の通り(カッコ内は所在地。法人格略)。

  • エステム(名古屋市南区)
  • 岡崎市管工事業協同組合(岡崎市江口3)
  • コスモ工機(東京都港区)
  • 第一環境(同)
  • 大成機工(大阪市北区)
  • 日水コン(東京都新宿区)
  • 日本鋳鉄管(東京都中央区)
  • 日本水工設計(同)
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