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東海愛知新聞

最大2万円分の補助

岡崎市 LED照明器具への買い替え

岡崎市は10月に、家庭の照明を蛍光灯などからLED照明器具に買い替える市民に対して、費用の一部補助を始める。2024年2月末までの予定で、補助額は最大2万円。8月31日開会の市議会9月定例会に提出する一般会計補正予算案に、事業費1365万円を計上した。 (犬塚誠)

補正予算案を提出へ

購入費用と補助額は表の通り。対象製品は、照明器具とLED電球が一体になった「シーリングライト」など。

  1. 市内販売店で購入した新品
  2. 自分で購入した
  3. 家庭で使用する
  4. 屋内で固定して使用する
  5. 合計1万円以上の費用がかかる

―の条件を全て満たしている必要がある。LED照明器具を購入後、交換前と交換後の状態を撮影して市に申請すると、約1カ月後に指定口座に補助金が振り込まれる。電球のみの交換や期間前の購入は対象外。申請方法は、あいち電子申請・届出システムと郵送を予定している。

蛍光灯シーリングライト1台をLEDシーリングライトに交換した場合、年間で約2110円分の電気代を抑制できるほか、二酸化炭素(CO2)の排出量は26キロ分削減できる。約50%の省エネにもなる。

市によると、50年のゼロカーボンシティ(CO2などの温室効果ガス排出量実質ゼロを目指す自治体)実現に向けた取り組みの一環。家庭からのCO2排出削減が目的で、家庭での電気代節約や快適さの向上も期待されている。事業費には国の新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金を充てるため、市の費用負担はない。同様の取り組みは県内では豊田市などで既に行われているという。なお、昨年度岡崎市が実施した省エネ冷蔵庫とエアコンの買い替え補助事業では、4062件で計1億5615万1000円の補助を行った。

中根康浩市長は「補助金を活用したLED化を検討してもらい、2050年のゼロカーボンシティ実現に向けて協力してほしい」としている。

購入費用補助額
10,000円〜19,999円の場合5,000円
20,000円〜29,999円の場合10,000円
30,000円〜39,999円の場合15,000円
40,000円以上の場合20,000円
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