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東海愛知新聞

江戸時代の気分に

岡崎城 シアターの映像を刷新

岡崎城4階のシアターで流れる映像がこのほど、新しくなった。大名行列や城下での祭礼の場面を追加。江戸時代の岡崎にタイムスリップしたような気分を味わえる。(犬塚誠)

大名行列と城下の祭礼

塩を運ぶ江戸時代の旅人と共に、民謡「岡崎五万石」の唄を聞きながら城下の見どころを巡る設定。桜城橋北側にあったとされる船荷の積み下ろし場「桜馬場土場」で桜の花を眺めてから城下に出発する。

東海道沿いでは岡崎藩主本多家(後本多)が国入りする際の大名行列を見物する。行列のイラストには、「本多忠民(ただもと)行列図巻」(市美術博物館所蔵)を使用している。祭礼の場面では、「岡崎三大祭り」を堪能。神明宮(能見神明宮)の山車や菅生神社、岡崎天満宮の花火などを楽しんで旅を締めくくる。放映時間は約9分30秒。

映像は前方・左右の壁面と床に照射され、一部の場面では地図が映された床に黄色のアイコンが登場する。足で踏むと、大名行列に参加する各家臣の列などが表示されるようになっている。

市文化振興課によると、シアターは1月の岡崎城リニューアルオープンに合わせて開設。多くの来館者が訪れており、新たなコンテンツを導入することでリピーターを増やすとともに、江戸時代の岡崎のまちを知ってもらう狙いがある。来年1月にも映像の刷新を予定しているという。

担当者は「大名行列や三大祭りの盛り上がりを、江戸時代の人になったように楽しめる。岡崎のまちがどのように繁栄していたのかを楽しんでもらいたい」としている。

午前9時~午後5時(入館は4時30分まで)。中学生以上300円(高校生以上の市民は150円)、5歳以上150円。市内の小中学生と65歳以上は無料(要証明書類提示)。

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