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東海愛知新聞

来年1月から 家庭ごみの分別区分を変更

岡崎市は2024年1月から、家庭ごみの分別区分を変更する。可燃ごみのうちでリサイクル可能なごみを再分類。可燃ごみを減らして焼却時の二酸化炭素(C02)の削減を図るとともに、リサイクルも促進して環境に配慮する。 (犬塚誠)

可燃の一部をリサイクルへ

現在は可燃ごみに分類されているバケツや歯ブラシといったプラスチック製品は、カップ麺のカップなどの「プラスチック製容器包装」とまとめて「プラスチック類」に、同じく可燃ごみに分類されているレシートやトイレットペーパーの芯といった紙製品は、菓子箱などの「紙製容器包装」と合わせて「紙類」となる。プラスチック類と紙類を出す場所は、共にリサイクルステーションとなる。

ビール瓶や一升瓶といった再利用できる「生きびん」は、化粧品などの「空きびん」と統合。全て空きびんとして、茶色のコンテナで回収する。

市では西尾市や幸田町と共同の広域ごみ処理施設の整備を計画中。ごみの減量を進める必要があることに加え、「プラスチック資源循環促進法」の施行で使用済みプラスチックのリサイクルが努力義務化されたことから、分別区分の変更を決めた。変更により、岡崎市内では年間で約700トンの紙類、約500トンのプラスチック類が新たにリサイクルできるようになるという。ごみ袋のデザインも変更するが、これまでの袋も使用できる。

12月には市内全戸に冊子配布

昨年8月には岡崎市真伝町で実証実験を実施して、区分変更によるごみの量の変化などを調査した。今後は今年8〜9月ごろに、各学区の総代会に向けた説明会を開催。10〜12月ごろに各町内会向けの説明会を行うとともに、11〜12月には市内スーパー店頭での広報イベントを通して周知する。12月上旬に変更事項を反映させた冊子を、市内の全戸に配る予定。

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