東海愛知新聞バックナンバー

 12月25日【木】
全国中学校駅伝大会男子

県勢初の銅メダル

全員が力を出し切る
岡崎市六ツ美北

岡崎市六ツ美北中学校駅伝部は21日、山口県セミナーパーク・クロスカントリーの周回コースで行われた第16回全国中学校駅伝大会に県代表として出場。県勢初の3位、銅メダルを獲得。山本悟校長、紀平高之監督や選手らが24日、市役所を訪れ、柴田紘一市長に報告した。

同校駅伝部は、先月15日豊田市運動公園で行われた県大会に優勝。同校としては9年ぶり2度目の全国大会出場を果たした。

競技は6区間、18キロを1人3キロずつ走る。当日は強い雨の降る悪コンデションだったが、全員が日ごろの力を出し切って3位に入賞した。

各校がエースをあててきた1区(畔柳洋志君)、2区(山本雅人君)では32位、31位と順位は今ひとつだったが、「1分以内につけてくれれば」(紀平監督)のレースプランどおりの50秒差で3区に引き継いだ。3区の宮田峻佑君が区間4位の走りで17人を抜き、全体の14位に。4区本田元樹君は11位で5区の西野智貴君にリレー。西野君は区間賞の快走で5位に浮上。アンカー中根一貴君が区間3位の走りでゴールに飛び込んだ。

顧問の川端尚子教諭は「残り1,400メートル地点では3位との差が110メートルくらいあったので、目標の8位以内は間違いないと思いながらゴールの見える所まで行ったところ、緑のユニホームが先にゴールに入ったのでやったと思いました」と今も信じられない様子。

紀平監督は「イメージ通りのレースをしてくれた生徒たちに感謝しています。ずば抜けた選手がいないので後半の選手が普段の力を出せば8位以内の入賞はできると思っていました。3位は上出来です」と顔をほころばせた。

5区で区間賞の西野君は「応援の声に励まされて区間賞の走りができました。部員みんなの思いが全国3位に押し上げてくれたと思います」と快挙に興奮していた。

この大会で県勢が3位以上に入賞したのは男女を通じて初めて。これまでは男子の岡崎竜海中の4位、女子は豊明市沓掛中の5位が最高だった。

当日の登録メンバーは次のみなさん。


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