東海愛知新聞バックナンバー

 11月28日【金】
岡崎

初の「商店街発見ツアー」

店主と市民が対話

商店街の良さを発見しようと岡崎市の中心市街地で27日、岡崎商工会議所が主催する「第1回商店街発見ツアー」が始まった。空洞化が目立つ中心市街地では空き店舗対策をはじめ、各店舗で商品やサービスを知ってもらう「まちゼミ」が開かれている。しかし「知らない店は入りにくい」という声も多いため、入る機会の少ない店を希望者に訪れてもらうツアーを初めて企画した。

2日間で訪れる店舗は「岡崎東康生町協同組合」と「本町晴明ストリート」の計10店。この日は、9人の参加者が岡崎東康生町協同組合の5店を訪問した。

20,30代の男女をターゲットにした洋服を扱う1店舗目の「リトルレッドルースター」では、店長の女性が「良い物を長く使ってもらえるよう、インポート、ドメスティック(国内)を問わず、さまざまなブランドを扱っています」と説明。参加者らは商品の仕入れ方法などを質問していた。

説明後、店内を見学していた60代の女性は「初めて入店しましたが、若い子が欲しがりそうなおしゃれな商品がそろっています。気がねなくウインドーショッピングができるように駐車場があれば」などと話していた。

28日は参加者10人が、本町晴明ストリートの5店を訪れる。


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