東海愛知新聞バックナンバー
 7月19日【土】
岡崎高校コーラス部
合唱世界一を報告
最高得点に「感無量です」

オーストリア・グラーツで開かれた「2008世界合唱大会」で世界一になった県立岡崎高校コーラス部が18日、同校で受賞報告の会見を開き、3大会ぶりの世界一の喜びを語った。

金メダルを掛けた3年生部長の岡田翔さん(18)は「世界一は信じられない」と驚きを隠せず、「プレッシャーでしたが感無量です」と笑顔。副部長の松田浩佳さん(17)は「いろんな国の音楽は勉強になりました」と話した。

また2年生部長の西澤和也さん(16)は「400団体以上の中で実力が認められて一番になれ、各国と音楽が共有できたことはうれしい」。副部長の西島理恵さん(16)は「素晴らしい感動を分かち合えました」と話した。

3年生の引退後、部を牽引する西澤さんは「今後も良い順位を狙いたいが、それ以上に実力を向上していきたい」と目標を語った。

2年に1度開催される同大会に、同部は5大会連続で出場。いずれも金賞を獲得してきたが、過去2大会では惜しくも世界一を逃していた。

前大会で金賞を受賞した同部は今大会では予選を免除され、本選に出場。各国の合唱団の中で金賞のうち最高得点となる93.25を獲得した。





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