東海愛知新聞バックナンバー
 6月20日【金】
岡崎工業高が全国大会へ
高校生ものづくりコンテスト東海大会
測量で優勝、旋盤2位

県立岡崎工業高校の3年生4人が、岐阜、静岡の両県で14日に行われた高校生ものづくりコンテスト東海大会で優勝、上位入賞を飾り、11月の全国大会への出場を決めた。生徒らは19日、岡崎市役所を訪れ、柴田紘一市長に喜びを報告した。

生徒らは土木科の石橋良太君(18)、岡田久君(17)、三宅悠平君(17)、機械科の鈴木巧真君(17)。東海大会で、土木科の3人は6チームが出場した測量競技で優勝、鈴木さんは旋盤競技で19人のうち2位に入った。

屋外で行う測量競技は、外周200メートルの五角形の一辺の距離と内角を計算して出した数値を表にする。時間や数値の正確さを競う。

一方、旋盤競技は高さ125ミリ、直径55ミリの円筒形の鋼材を課題図通りに削り出す技術を競う。

全国大会に向けて、岡田さんは「目標は優勝。本番になると、いつもはしないミスが出るので、対応力を養いたい」。鈴木さんは「東海大会では作品の表面が汚いと指摘されたので、表面加工の技術を磨きたい」とそれぞれ抱負を語った。

全国大会は大阪府立東大阪高等職業技術専門校、同府立布施工科高校、近畿大学の3会場で行われる。





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