東海愛知新聞バックナンバー
 6月18日【水】
季節はめぐり
ホタル乱舞
「迷惑行為やめて下さい」
岡崎・鳥川流域

岡崎市鳥川町で、“鳥川ホタル”の愛称で親しまれるゲンジボタルが飛び交っている。約1000匹のホタルは日没後から午後9時ごろにかけて、訪れた人を幻想的な光の乱舞で魅了――。

市中心部から車で東へ約40分。鳥川小学校に近い男川支流の鳥川流域は「ホタルの里」と呼ばれ、地元の鳥川ホタル保存会や同小児童など、地域をあげてホタルの保護活動に取り組んでいる。

保存会役員の松下眞司さん(49)によると、今年は例年より1週間ほど早い5月21日ごろから、ホタルの里案内所周辺で飛び立ち始めた。ホタル観賞に訪れる人は平日で100人から200人、週末になると1000人に上る。

ホタルは複数の場所で観賞できるが、ピークの時期が異なり、今週から来週にかけて小学校裏、その後は小学校反対側の谷間と、1カ月半にわたって乱舞が続く。

松下さんは「2年後の統廃合で学校がなくなるため、それ以降は保存会単独で保護活動を続けなくてはならない。ホタル観賞に来る人たちにその現実を知ってもらい、ごみを散らすなど迷惑行為はやめてほしい」と呼びかけている。





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