東海愛知新聞バックナンバー
 4月18日【金】
岡崎
「額田の自然」基礎調査
結果をリーフレットに

岡崎市は額田地域の自然環境を2年がかりで調査した結果をリーフレット(A4判)にまとめた。市内の小中学校に配布したほか、市役所東庁舎2階の市政情報コーナー、市自然共生課で閲覧できる。平成18年1月に合併した額田地区には豊かな自然が残り、環境保全のための基礎資料にしようと18,19年度で調査した。

リーフレットには「保全すべき自然環境要素」として、植物118種、ほ乳類11種、鳥類34種、は虫類3種、両生類4種、魚類10種、昆虫類42種の合わせて222種と、天然記念物の寺野の大クス、切山の大スギなど6件を記載している。

また初夏になると川辺で美しい声で鳴くカジカガエル、神社やお寺の建物に巣を作るムササビ、旧額田町の花でもあったササユリ、保護活動を行われているゲンジボタル、湿地で見られる可憐(かれん)な花のカザグルマなどが写真で紹介され、分布状況も載っている。





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