東海愛知新聞バックナンバー
 3月14日【金】
地域福祉計画を評価
学識経験者らで委員会発足
岡崎市

昨年11月に策定された岡崎市の地域福祉計画と市社会福祉協議会の地域福祉活動計画に対する評価などを行う第1回の「地域福祉計画推進委員会」が13日、市役所東庁舎で開かれた。
 委員は学識経験者や保健医療、市民組織、福祉、福祉事業所関係者ら16人。委員会に先立ち、石川優副市長が委員1人ひとりに委嘱状を手渡した。委員の任期はこの日から平成22年3月12日までの2年間。  委員長には日本福祉大学中央福祉専門学校の長岩嘉文さん、副委員長には岡崎女子短期大学の権珠さんが選任された。委員会では庶務担当の福祉総務課と社会福祉協議会が、委員会の活動内容やスケジュール、両計画の事業を説明した。
 新年度の新規事業として、地域福祉計画では学区福祉委員会の設立や活動研修会の開催を盛り込んだ「地域福祉推進事業」、要援護者の安全を確保する「災害時要援護者支援事業」など4事業を紹介。地域福祉活動計画では地域懇談会や災害時要援護者マップづくり、ボランティア活動に関するアンケート調査など10事業が説明された。
 委員会は今後、6、8、11月と来年2月の計4回行われる予定。委員らは計画に対する評価方法、市の予算計上に必要な事業の検討をはじめ、事業の中間報告・地域懇談会の報告、年度ごとの事業評価と次の年度に向けた計画の見直しなどを実施していく。





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