東海愛知新聞バックナンバー
 12月27日【木】
石垣が語る岡崎城
1月27日・長誉館で講演会
発掘視察した広大・三浦教授

「おかざき塾」(深田正義代表)は、岡崎市材木町地内のマンション建設予定地で岡崎城「大林寺郭くるわ堀」跡の石垣が見つかったことに注目し、1月27日午後1時30分から4時まで同市中町の「長誉館」で講演会「岡崎城再発見―石垣発掘から見えるもの」を開く。

講師は広島大学大学院の三浦正幸教授。三浦さんは石垣を視察して岡崎城が江戸城、大坂(阪)城、姫路城に次ぎ国内で4番目の規模だったと指摘した。今秋、これが報道されると大きな反響を呼び、多くの市民が発掘現場を訪れた。

三浦さんは建築学が専門。日本の古い建物などを研究、国宝建造物や寺社、町並みを実地に調査し保存やその活用などについて提言、自治体の文化財審議会委員なども兼任。また、研究に基づきコンピューターグラフィックスによる城郭の“復元”も行っている。

講演では、大林寺郭堀跡の石垣発掘の意義などを語る予定。参加者との質疑応答もある。参加費は同塾会員1,000円、非会員1,500円。申し込み・問い合わせは同塾歴史教室担当の市橋章男さん(23-3298)へ。締め切りは20日。





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