東海愛知新聞バックナンバー
 12月12日【水】
14日から家康館で
「浮世絵の中の三河武士」
土人形も同時に展示

三河武士のやかた家康館で14日から「浮世絵の中の三河武士」と「土人形が伝える春のおとずれ」展が同時に開かれる。

江戸時代に誕生した浮世絵版画は、日本国内にとどまらず海外の芸術家にも影響を与え、ジャポニズムと呼ばれる芸術運動を呼び起こす起爆剤となった。

武者絵は浮世絵創世期から描かれていたが、天正期(1573―92年)以降は武者の実名を表記することが規制されたため、それ以前の「曽我物語」や「平家物語」など古典をテーマに描かれることが多かった。その後、江戸幕府が終焉(しゅうえん)を迎える幕末ごろから明治にかけて、天正期以降の武者や合戦が盛んに取り上げられるようになり、一大ブームを巻き起こした。

同展では、そんな幕末から明治期の武者絵から三河武士を取り上げた作品を中心に紹介。大判錦絵16点をはじめ、岡崎藩主本多家家臣の長尾家に伝わる鎧兜(よろいかぶと)なども展示する。

同時開催の「土人形が伝える春のおとずれ」は、江戸時代後期に土人形の一大産地となった三河の大浜(碧南市)、西尾、美濃姫(岐阜県可児市)、市原(同県瑞浪市)、中山(秋田県横手市)、佐土原(宮崎県宮崎郡佐土原町)など、岡崎市所蔵の土人形を紹介する。

両展は来年3月12日まで。年末年始(29日から1月1日まで)は休館。





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