東海愛知新聞バックナンバー
 10月28日【日】
小中生の“造形”一堂に
おかざき世界子ども美博に3万4千点

岡崎市内の小中学生らが図工や美術の授業で制作した作品を一堂に展示する「第44回造形おかざきっ子展」が27日、おかざき世界子ども美術博物館の野外一帯で始まった。28日まで。  市立小中学校、幼稚園、県立聾学校、愛教大附属の小中学校と養護学校の計76校・園の園児、児童、生徒3万4千人が出品。作品は地区別に13ブロックに分けて展示している。
 今年のテーマは、地球温暖化をはじめとする環境問題に焦点を当てた「地球からの贈り物」。同展事務局を務める竜美丘小の鈴木孝司教諭は「環境破壊に対して、物を大切にする心を育ててほしい」と話す。
 会場では、廃品の発砲スチロールなどを使った作品をはじめ、タワシで制作したユニークな人形やアクリル板のステンドグラス、銅版などが並ぶ。
 また雨により館内で行われたオープニングセレモニーでは、世界地図が描かれた直径2メートルの風船2個が割られ、中から計200個の風船が来場者に降り注いだ。風船はその場で子どもたちにプレゼント。あいにくの天候にもかかわらず、午前中から大勢の親子が訪れ、我が子の作品をカメラに収める姿が見られた。





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