東海愛知新聞バックナンバー
 10月2日【火】
東京で
大関琴光喜関昇進を1300人が祝う
岡崎からも後援会員ら

 夏場所後、大関に昇進した大相撲の琴光喜関の昇進披露パーティーが30日、東京都内のホテルニューオータニで北の湖理事長、海老沢勝二横綱審議委員長、岡田庸男岡崎後援会長ら約1,300人が参加して行われた。
 呼び出しの柝(き)の音を合図に紋付羽織姿の佐渡ケ嶽親方と琴光喜関が入場すると、会場から大きな拍手が起こった。
 祝辞に立った北の湖理事長は「念願の大関昇進を果たしたが、さらに上を目指してほしい」と励ました。
 琴光喜関は「みなさまのおかげで永年の夢をつかむことができました。期待に応えられるよう向上心を持って精進します」と短いながら力強くお礼と決意を述べた。
 鏡開きのあと、岡田後援会長が乾杯の音頭をとり、にぎやかに懇親会が始まった。
 会場には、元横綱大鵬の納谷幸喜さん、横綱白鵬関らの大相撲関係者、デヴィ夫人、小山明子、五月みどりらの芸能人も招待されており、華やかな雰囲気のなかで歓談が続いた。
 岡崎からは、柴田紘一市長、青木勇作後援会副会長、大関の父母ら約20人が出席。出身地岡崎をアピールしていた。
 大関昇進を祝って岡崎後援会が贈った、岡崎城、桜、葵の紋をデザインした化粧まわしがロビーに飾られ、参会者の注目を集めていた。
 岡田会長は「念願の大関昇進ができ、ほんとうにうれしい。これから人間性を磨いて大きな人間に成長すれば、風格のある大きな相撲が取れるようになり、自然に横綱が見えてくる」と喜びいっぱいに話していた。





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