東海愛知新聞バックナンバー
 8月24日【金】
岡崎市中学生の主張コンクール
北中・長坂さんら優秀賞
日ごろの思い堂々と

 岡崎市内の中学生が、日ごろの生活を通じて考えていることや実践していることを発表する「中学生の主張コンクール」が23日、岡崎市せきれいホールで開かれた。市教育委員会と現職研修委員会国語部会が主催し、岡崎葵ライオンズクラブ(梅本誠二会長)が後援。毎年この時期に開いており、今年で21回目。
 発表したのはいずれも3年生の20人。市内各校で1万400人が参加した予選を勝ち抜いた。持ち時間は5分。新鮮さ、明確さ、一般性、共感などの内容・論旨と話し方の明瞭(めいりょう)さ、迫力、落ち着きなどの表現・態度を4人の審査員が判定した。
 家族の入院などで、自分が家族のなかで大切な役割を担っていることに気付く話。鹿児島県の離島で生活したことで方言のすばらしさに気付く話。300年続く伝統の技を守ってきた先祖の思いを受け継いでいこうと決意する話。そのほか、福祉や思いやりをテーマに話す発表者の真剣な姿に、中学生と市民約400人は共感の拍手を送った。

 審査の結果、優秀賞に次のみなさんが選ばれた。
 北・長坂愛華「大切でかけがえのないもの」▽南・柳下柚子「社会福祉と差別」▽常磐・中根貴和「伝統の重み」▽六ツ美北・熊谷真由美「家族の一員としての宿題」





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