東海愛知新聞バックナンバー
 8月7日【火】
焼却場天井に落下
花火大会の2発が爆発
岡崎市

 4日の岡崎観光夏まつりの花火大会で、岡崎市八帖南町の矢作川河畔で打ち上げられた花火2発が空中で爆発せず、打ち上げ地点から約100メートル離れた八帖クリーンセンターの建物に落下し、爆発した。打ち上げ地点から半径250メートルは一般人が立ち入れない保安区域でけが人はなかった。
 同市の調べでは、落下したのは午後8時35分ごろで、2発のうち1発はクリーンセンター内のごみ焼却場1号炉工場棟の天井に落下し爆発、直径30センチほどの穴が開いた。残り1発はし尿処理場処理棟の軒に当たって爆発した。また爆風で近くの別の処理棟2階の窓にひびが入った。損壊状況から2発は10号玉(直径30センチ、重さ8kg)とみられる。
 花火大会は今年で59回目だが、落下した花火が爆発して建物を損壊したのは初めて。市は花火が爆発せずに落下した原因を調べている。





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