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東海愛知新聞

検討会が基本方針

駅舎橋上化し広場二層に

東岡崎の北口前整備で

 岡崎市明大寺本町の名鉄東岡崎駅北口前を二層式の立体駅前広場にする基本方針が、東岡崎駅交通結節整備検討会でまとめられた。
 現在の北口前広場から六所神社の敷地の西側まで、約8千平方メートルが整備対象地区。東岡崎駅を橋上駅舎化して、駅前広場を立体化。バス、タクシー用のスペースを地上レベルに配置し、2階デッキ上に一般車の乗降スペースを設ける。また、2階には歩行者の自由通路(ペデストリアンデッキ)を整備する。
 1日の乗降客数約4万人と市内で最も利用者が多い東岡崎駅は、バス、タクシー、送迎車による周辺道路の慢性的な渋滞を抱えており、昭和33(1958)年に建設された駅ビル(鉄筋コンクリート3階建て、延べ4270平方メートル)の老朽化なども含めて、再整備計画の必要が叫ばれてきた。
 名鉄は18年度からの名鉄グループ新3カ年経営計画の中で、不動産の再開発として老朽化した東岡崎駅ビルを地域の玄関としてふさわしい駅となるよう再生することを掲げている。
 この基本方針をまとめた検討会は、都市計画の専門家、駅周辺住民らによる「東岡崎駅周辺整備研究懇談会」の代表、交通事業者など委員9人で構成。駅北口の周辺道路の混雑を解消し、利便性を高めるための北口駅前広場部分の交通ネットワークについて協議してきた。
 市では検討会でまとめられた方針を基に、来年度中に基本計画を策定する。

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