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東海愛知新聞

語り 隠し 巡り合うアート

来月5日から岡本太郎の作品など展示
子ども向けワークショップも    岡崎市美博で

岡崎市美術博物館は今年度のテーマ展「アートに生きる、アートで元気!」を8月5日から開く。会期は9月24日までの約2カ月間。
 同市が所蔵する美術作品約80点を「アートで語る」「アートを隠す」「アートで巡りあう」の3つのキーワードに分けて展示する。
 「語る」では、美術の中でもとりわけ絵画において大きな位置を占める「物語性」について、岡本太郎「午後の日」、ルネ・マグリット「マグリットの落とし子たち」、村上隆「視覚の座・耳」などの作品から、社会的背景や作家の心情を読み解く。
 「隠す」では、メッセージを書いた案内状を1カ月分まとめて梱包し樹脂で固めた国島征二の「Wrapped  Memory」や、マルセル・デュシャン「トランクの中の箱」など、見えない表現に着目した作品を紹介。
 また、「巡りあう」では、作家と作家以外の多くの人や材料、展示環境などが偶然に生み出した写真家マン・レイ「カメラを持つセルフポートレート ソラリゼーション」、サム・フランシス「MANBORNE」など多様化する美術表現を紹介する。
 観覧料は一般500円、小中学生は250円(市内の小中学生は無料)。同館は毎週月曜日休み。
 会期中、アーティストを講師に招いて、テーマ展の内容に沿った子ども向けワークショップを開く。
 申し込みは往復はがきに講座名、保護者の住所、名前、電話番号、子どもの名前、学校名、学年を書いて〒444―0002、岡崎市高隆寺町峠一、岡崎市美術博物館「子ども芸術大学ワークショップ」係へ。問い合わせは同館(28―5000)へ。
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 【8月20日】現代美術家小川信治「無限風景画を作ろう」小学3〜6年生、定員20人、8月7日必着
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