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東海愛知新聞

「ふるさと賞」29日表彰式

俳句と短歌に710点応募    六ツ美西部作左の会

岡崎市六ツ美西部学区の住民団体「一筆啓上・作左の会」(永田正男会長)が、俳句と短歌を対象に募集した第2回「ふるさと賞」の入選作品が決まり、29日午前十時から学区市民ホームで表彰式が行われる。
 学区内在住・在勤者など670人から710作品(俳句488句、短歌222首)が寄せられた。昨年と比べ応募者数は2.5倍、応募作品数は2.2倍になった。部門別では中学生の俳句が最も多く248句、次いで小学生の俳句が188句だった。
 岡崎出身の現代歌人協会会員・甲村秀雄さん、日本歌人クラブ会員で作左の会「ふるさと賞」企画委員・小島資行さん(作左の会事務局担当)と同市下青野町在住の俳人・鈴木一石さんが審査し、最優秀賞6点、優秀賞24点、佳作37点、特別賞4点を選んだ。
 小島さんは「昨年の作品集を見た住民の方々が『今年は出してみようか』とたくさん応募してくださったり、学区の六ツ美西部小学校や六ツ美北中学校の先生方が児童や生徒と一緒に応募されたりして、予想を超える数になりました」と話した。作左の会では今年も全応募者の作品を掲載した冊子を発行する。
 同会で、学区のまちづくりの一環として「ふるさとを詠む」をテーマに作品を募った。市教委や東海愛知新聞社などが後援している。
 最優秀賞と優秀賞は次のみなさん(中学生は六ツ美北、小学生は六ツ美西部、応募時の学年)。
【俳句】最優秀賞
▽一般(議長賞) 
春の声聞くたび母は庭いじり 柴田チヨカ
                (中之郷町)
▽中学生(社教委員会賞)
春風にゆられておどるみどりたち
              深谷昌弘(2年)
▽小学生(総代会賞)
雪がふり外に広がる子供たち 江波弘貴(4年)
 優秀賞▽一般=神谷光雄(柱町)小林真澄(法性寺町)本田敏雄(赤渋町)石川保夫(中之郷町)▽中学生=岩瀬拓己(1年)小川璃子(1年)関岡央真(1年)石波貴仁(2年)▽小学生=針生哲志(5年)中根滉稀(4年)伊奈明来歩(5年)辻本萠(5年)
【短歌】最優秀賞
▽一般(市長賞)
校庭のこがらし去りて子どもたち
 なのはな色の風運びくる   清水良隆(欠町)
▽中学生(一筆啓上・作左の会賞)
夏の朝あさがお見つける散歩かな
 わたしはそれをそっと見守る 峯田大暉(2年)
▽小学生(教育長賞)
ふわふわと菜の花畑で蝶がとぶ
 もうあたたかい春きたのかな 石川光理(4年)
 優秀賞▽一般=岩月輝子(中之郷町)日名正吾(宮地町)坂本英二(北本郷町)倉橋永味(宮地町)▽中学生=庄司彩乃(2年)河合卓也(2年)井澗直哉(2年)川島理沙子(1年)▽小学生=矢野あやか(4年)引地志歩(4年)兼城渚(6年)水澗夏花(5年)

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