2月7日【火】
感想文で総理大臣賞
竜海中の植田さん統計グラフでも最優秀
北中生徒は特選(パソコン統計)

 第51回青少年読書感想文全国コンクールで「内閣総理大臣賞」、第53回統計グラフ全国コンクールで最優秀の「総務大臣特別賞」をダブル受賞した岡崎市竜海中学校3年の植田美咲さん(15)と、同統計グラフコンクールのパソコン統計の部で「特選」を受賞した北中学校の生徒が6日、岡崎市役所を訪れ、柴田紘一市長に喜びの報告をした。

 読書感想文コンクールでの植田さんの作品は、湯本香樹実さんの「ポプラの秋」を読んだ感想文。
「話が心の中にすっと入ってきて、自分の生活とオーバーラップさせて感情を込めて読めた作品でした。
亡くなった祖母への気持ちと主人公が父親をなくした気持ちが重なって、自分の気持ちを整理させながらこの感想文を書きました」と話す作品は、応募総数4百5万点の中から内閣総理大臣賞に選ばれた。

 一方、統計グラフコンクールは、全国の小・中・高校生を対象に実施。応募総数28,000点の中から、植田さんが同級生の持つ悩みや不安を調べた「未来の主役 15歳の分岐点 今と将来の自分を見つめるとき」が総務大臣特別賞を受賞した。
また、同コンクールのパソコン統計グラフの部で北中3年の香村優さん(15)と工藤真衣さん(15)、神野詠津子さん(15)の作品が特選に選ばれた。

「個人情報が危ない〜守らなきゃ!今私たちの情報が狙われている」というタイトルで、昨年施行された個人情報保護法をテーマに中学生が個人情報をどのようにとらえているかアンケート調査した。
工藤さんは「全校生徒約600人にアンケートを行い、その集計作業で遅くまで学校に残ってがんばった。
満足のいくものができました」と話していた。



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