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東海愛知新聞

「額田町歌」などレコ―ド

岡崎の内藤さん 父親の遺品2枚を寄贈

岡崎市明大寺町、元愛知教育大学教授・内藤淳さん(81)が6日、額田町役場を訪れ、鈴木啓允町長に「額田町歌」などのSPレコード2枚を寄贈した。
 額田町は昭和31(1956)年九月に発足した際、町歌と「ぬかた音頭」「額田小唄」「額田音頭」を制定。町のイベントや盆踊りなどで今も歌われている。
 内藤さんは父親の故・内藤卯三郎さんの遺品を調べていたところ、このSPレコード2枚を見つけ、知人の奥瀬勇作さん=岡崎市伝馬通2=を通じて町に寄贈を申し出た。卯三郎さんは愛知学芸大学(現在の愛知教育大学)初代学長を務め、岡崎市の名誉市民でもある。
 いずれも昭和33年にコロムビアレコードから発売されたもので、1枚に「額田町歌」と「ぬかた音頭」、もう1枚に「額田小唄」と「額田音頭」が吹き込まれている。このうち「ぬかた音頭」は花村菊江、「額田小唄」は島倉千代子が歌っている。
 役場には内藤さんと妻・美智子さん、奥瀬さんの3人が訪れ、レコードを手渡すと鈴木町長は「貴重なレコードをありがとうございます」とお礼を述べた。同席した真木利貢教育長は「資料館に保管して、機会があれば町民にも聴いてもらいたい」と話していた。

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