11月10日【木】
■開発途上国からも
「世界の絵本展」開幕
大型のパノラマなど1000冊
手に取り鑑賞 読み聞かせも
岡崎中総武道館で 

 世界120カ国・地域から集められた絵本1,000冊を展示した「世界の絵本展」が9日、岡崎市高隆寺町の岡崎中央総合公園武道館で始まった。創価学会「世界の絵本展」岡崎展実行委員会主催、日本ユネスコ協会連盟、東海愛知新聞社後援。
 各国の外務省、文部省を通じて約10,000冊が集められ、4年前から全国を巡回している。岡崎展にはこのうち1,000冊を展示。それぞれのお国柄を示すカラフルな絵本が並ぶ中、開発途上国では質素な紙を使った素朴な絵本もあり、日本では初公開だという。
 また各国の民話、童話を日本語に訳し、国内の美術家が油彩や押し花で絵柄をつけた高さ2.4メートル、幅が3.6メートルもある「パノラマ絵本」15点も並ぶ。
 会場を訪れた市民は、絵本を手に取り、じっくりと鑑賞。「言葉は分からないが、絵の雰囲気でストーリーが理解できそう」などと話し合っていた。
 読み聞かせコーナーもあり、毎日2回、来場者が読み聞かせを楽しんでいる。
 同展は入場無料。12日まで。



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