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東海愛知新聞

“ふるさと”見つめ勉強

「おかざき塾」がスタートワークショップで意見交換

「江戸のふるさと岡崎」「世界のリーダーを輩出する町」――。交流勉強会「おかざき塾」(深田正義代表、会員60人)がスタートし、7日、岡崎市中町の丸石醸造「長誉館」で初の例会が開かれた。その中でワークショップがあり、[1]「他の町の人に岡崎のすばらしさをどのように伝えるか」[2]「未来の岡崎っ子にどんな岡崎を残したいか」―との設問に、出席した41人の会員が6、7人のグループごとに意見や考えを発表した。
 [1]では▽三河武士がつくった日本各地の町のふるさと▽家康の生誕地▽八丁味噌(みそ)に代表される城下町▽人・景色・空気・文化・経済・歴史のバランスが良い町―など。[2]では▽グローバル社会の中で誇りを持てる岡崎を大人が知り、その背中を子どもに見せる▽喜び、悲しみを分かち合える人間復興の町▽人がつながり、思いやりや絆きずながある町―などが発表され、それぞれに感想や意見を述べ合った。
 司会をした同塾副代表の柴田久史さん(日本国際博覧会地球市民村事務局・チーフディレクター)が「今後勉強を重ね1年後、こうした考えがどのように変わっていくか皆で検証しましょう」と締めくくった。
 夕食は、家康や三河武士が兵糧とした焼き味噌、豆腐田楽や麦飯などを味わった。会員の自己紹介では、合資会社八丁味噌の早川純次さんが、NHK連続テレビ小説「純情きらり」の舞台が岡崎になった事情を披露。他の会員も「岡崎の歴史を学びたい」といった抱負を語った。
 深田代表が、「志をもって、このふるさとに生きる」をキーワードに「岡崎の思想を整えていく」ことを目的に、例会を3カ月に1度、月例勉強会を毎月、ともに長誉館で開き会報を発行することなど同塾の趣旨を説明、さらに同塾の特別顧問に川記念財団理事長の川恒孝さんと前日本NPOセンター代表理事の星野昌子さんが就任したことを報告した。

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