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東海愛知新聞

運転中の“携帯禁止”

きょうから交通安全運動
   飲酒運転追放も呼びかけ

年末の交通安全運動が、きょう1日から10日までの10日間にわたり県下一斉に実施される。期間中は (1)飲酒運転の追放 (2)夕暮れ時の前照灯早め点灯運動 (3)運転中の携帯電話の使用禁止―を重点に、さまざまな啓発活動が各地で展開される。
 岡崎署によると、同署管内の今年1月から先月29日までの事故の犠牲者は16件16人(前年比15件16人減)。重傷事故も、69件70人と、昨年に比べ46件50人減った。
 死亡事故16件は、うち7人が65歳以上の高齢者。また、道路横断中や、自転車に乗っているお年寄りが事故に巻き込まれるケースも多い。市町別では16件中、岡崎市13件、幸田町3件と同市が圧倒的な件数を占め、市内の交通状況の厳しさが浮き彫りとなった。
 また、先月1日から施行された改正道路交通法(運転中の携帯電話使用禁止)では、管内で約1カ月間に検挙されたのは15件。年齢層は20〜30歳代が多く、約4割は若い女性という。
 施行から2年が過ぎた飲酒運転罰則強化は、初年度こそ違反減少傾向を見せたものの、県下で今年1月から10月末までに検挙されたのは6,659件。昨年同期より約1割も増えている。
 同署も「『のど元過ぎれば』ではないが年々、意識低下が目立つ。飲酒運転が原因で起こる事故の悲惨さの認識が薄れつつある」と指摘。
 運動期間中は、今年初めて運転中の携帯電話禁止キャンペーンを行うほか、高齢者への交通安全教育などに力を入れる。宴会などが増える時期を前に同署は「『飲んだら乗るな・飲むなら乗るな』を心がけ、酒の席には送り迎えや公共交通機関の利用といった事故防止対策を」と注意を呼びかけている。

   買い物客に交通安全
   岡崎の大型店で ちびっ子警察官ら

年末の交通安全運動に先立ち、岡崎市戸崎町のイオン岡崎ショッピングセンターで30日、プリンセスおかざきの2人とちびっ子警察官が、訪れた買い物客に交通安全を呼びかけた。
 警察官にふんしたのは、6名保育園の年長組45人。岡崎署員や市役所職員らも参加した。同署の池田幸三交通課長が園児に委嘱したあと、同ショッピングセンターのセントラルコートと正面玄関、隣接のジャスコ岡崎南店の出入り口の3カ所に分かれ、「交通安全を心がけて」と啓発品を配った。


■定数6に現職8人出馬
   額田 “最後”の町議選スタート

任期満了(今月21日)に伴う額田町議選が30日、公示され、5日間の選挙戦がスタートした。5日に投票、即日開票される。
 定数六に対し立候補したのは8人。いずれも現職で、4期1人、3期1人、2期1人、1期5人。党派別では、無所属7人、共産1人。
 岡崎市との合併を平成18年1月1日に控え、今年9月の定例議会で現在の定数14を6に削減したばかり。合併がスケジュール通りに進めば、額田町議選は今回が最後になる。
 当選した町議は、合併後には岡崎市議会議員となり、任期も同市議と同じ20年10月25日までとなる。
 この日、役場であった立候補の届け出では、開始の朝8時30分前には各立候補者の運動員がそろい、くじ引きで届け出順を決めた。各選挙事務所では出陣式を行い、さっそく候補者が街宣車に乗り込んで支持を訴えていた。
 11月29日現在の選挙人名簿登録者数は、7,658人(男3,689人、女3,969人)で、4年前の前回に比べ184人増えている。

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