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東海愛知新聞

設置費8割補助へ

岡崎市 後付け運転支援装置

岡崎市は6月1日、自動車のペダル踏み間違いや急発進などを抑制する後付けの安全運転支援装置の購入設置費補助制度を創設する。

同装置は、誤操作などでアクセルペダルを強く踏み込んでしまった場合に加速を抑制し、交通事故の被害軽減につなげる。高齢ドライバーの誤操作が原因とみられる交通事故が全国で相次いで発生したことを受けた対策事業。一般会計当初予算に事業費2472万円(うち半額は県補助金)を計上している。

国土交通省の性能認定制度を受けた装置を次世代自動車振興センターが認定する、愛知県内の「後付け装置取扱事業所」で4月1日以降に取り付けた同装置の購入設置費(消費税や国の補助金などを除いた額)の8割(障害物検知機能付きは3万2000円、検知機能がない場合は1万6000円が上限)を市が負担する。国の補助制度(サポカー補助金)も併用した場合、市民の自己負担額が1割程度になるという。

対象者は、来年3月31日現在で満65歳以上で、支援装置取り付け日と交付申請日に市内在住で、有効期限内の運転免許証を所有し、自動車税と市税を滞納していないドライバーに限る。設置できる車両にも制約がある。

市安全安心課は「今回補助する装置はあくまで加速を抑えるだけで完全に停車できるわけではないが、交通事故の被害を少しでも軽減するために活用してほしい」と話している。

装置を設置後、市役所東庁舎3階の同課窓口や市ホームページで配布される補助金交付申請書兼実績報告書に記入し、補助対象者名義の運転免許証や車検証、領収書のコピーなどを添えて同課窓口に持参する。問い合わせは、同課交通安全係(23—6340)へ。

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