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東海愛知新聞

桜城橋が開通

徳川四天王石像2体も披露

岡崎市の中心部を流れる乙川に架かる歩行者専用橋「桜城橋(さくらのしろばし)」が22日、開通した。また、同橋北端から籠田公園南端までの中央緑道に設置される徳川四天王の石像のうち2体もお披露目された。訪れた市民らは、橋の上からの眺めを楽しんでいた。()

桜城橋は全長121.5メートル、幅19メートル(うち歩行可能部分は16メートル)。面積は約2000平方メートルで、橋上は「公園」扱いになる。額田産のヒノキ材で木装化されている。事業費は約21億5000万円(うち9億4000万円は国補助金)。

徳川四天王の石像は、全長約330メートルの中央緑道上に4体設置予定で、今回は国道1号南側の酒井忠次像(高さ約3.7メートル)と本多忠勝像(同3.5メートル)が披露された。石像は花崗岩(かこうがん)製で、兜の装飾や槍は鋳造した銅などの合金で作られている。残る2体(井伊直政、榊原康政)は国道1号北側に12月までに設置される。

桜城橋の上でこの日、記念式典があり、新型コロナウイルスの感染予防のため規模を縮小し、渡り初めや像の除幕などを行った。内田康宏市長は「『桜』と『岡崎城』を一緒に楽しめる橋として、私も楽しみにしている。また、家康公が天下を取るまでの活躍を知ることができる『四天王()』として広く周知され、天下統一は三河武士の団結の成果であることを学ぶ場になってほしい」と述べた。

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