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東海愛知新聞

観光、飲食、製造業に支障

岡崎 新型コロナ感染拡大防止の影響

新型コロナウイルスの感染拡大防止のためイベント開催や外出を自粛する動きが目立つ中、岡崎市内では観光客や飲食店などの利用客数、製造業の原材料調達に影響が出始めている。同市や商工団体などが支援策の準備や周知といった対応に力を入れている。 ()

市観光推進課によると、2月20日ごろから観光ツアーの団体客の予約キャンセルが相次いでおり、中国、タイ、台湾からの3月中の予約がゼロになった。国内からの予約も軒並み中止になった。個人観光客も減少しているが、近隣市町の住民や春休み中の大学生らが訪れているという。同課は「観光関連の収入は軒並み下がることが予想される。桜まつりなどの観光資源が豊富な春までこの状態が続くと厳しい」と話している。

岡崎公園は2月29日以降、来場者が減少。29、3月1日の2日間で、来場者は岡崎城が598人、三河武士のやかた家康館が203人だった。昨年同時期の週末(3月2、3日)と比べて岡崎城は692人減、家康館は377人減で、共に大幅な落ち込みを見せている。

同園を拠点に活動するグレート家康公「葵」武将隊は、土、日、祝日に家康館前で行っている「グレート演武」を3月中は実施しないことを決めた。1月下旬からマスク着用▽握手やツーショット写真撮影といったファンとの接近を制限—といった対策を取ってきたが、「多くの人が集まる演武は自粛せざるをえないと判断した」と担当者。園内のおもてなしは今後も感染予防を図った上で行う。5日現在で「完全になくすことは今のところ考えていない」としている。

岡崎ビジネスサポートセンター(オカビズ)には、飲食業や宿泊業から利用者減少、製造業から輸入で賄っていた材料の供給ストップなどによる売り上げの落ち込みに対する相談が寄せられている。一方、外出を控える消費者に向けた新サービスを打ち出す事業者も現れ始めた。

秋元祥治センター長は「『この状況が続けば操業停止も検討するしかない』と相談する事業者もいる。融資や助成金などの窓口支援を強化しなければいけない状況だ」と危機感を募らせる。

市はホームページや市役所の関連部署などで国・県の助成制度や相談窓口などを案内している。岡崎商工会議所ぬかた、六ツ美の両商工会では会員以外も利用できる相談窓口を開設。ハローワークや日本政策金融公庫も独自の助成金や融資制度を案内している。

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