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東海愛知新聞

新たな歴史に

県立岡崎商業高 全焼した第4棟校舎が復活

県立岡崎商業高校で10日、新第4棟校舎の完成披露会が開かれた。2018(平成30)年4月に発生した火災で焼けた校舎が、約2年ぶりに復活した。()

旧第4棟校舎は1972(昭和47)年に完成。2018年の火災で鉄骨造3階建て校舎(延べ床面積1276平方メートル)の1、2階部分が全焼した。約1年後の19年3月に旧校舎の取り壊しが始まり、同年6月に着工。12月に完成した。

新たな第4棟は、鉄骨造2階建てで延べ床面積778平方メートル。総事業費は約4億円。1階に普通教室3室分の広さを持つ「多目的実習室」、2階に生徒会室や語学実習室などを設けた。多目的実習室には鏡張りの壁面、県内産の木材を使った内装、普通教室にできる仕切りなどがある。校舎で使う机と椅子40組は、県立宝陵高校(豊川市)から譲り受けた。

披露会には3年生や歴代校長、同窓会、学校評議員らが出席。加藤千景校長は「岡崎商業高校の歴史に新たな1ページを刻み、新しい校舎で過ごす時間が卒業を目の前にした皆さんの門出にふさわしいものになることを祈る」とあいさつした。

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