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東海愛知新聞

応援を力に五輪へ

岡崎出身 カヌー競技の宮嶋さん
スプリント女子カヤック

カヌー競技の女子スプリント界で活躍する岡崎市出身の宮嶋愛さん(23)が、2日から地元岡崎でトレーニングを開始した。今年の目標は東京五輪出場。大きな関門となる3月のアジア選手権を見据えて練習に取り組んでいる。()

新香山中学校時代にカヌーを始めた宮嶋さん。リオデジャネイロ五輪銅メダリストで、東京五輪出場を決めている羽根田卓也さん(32)=豊田市出身=が行うスラローム(激流下り)とは異なり、流れがない直線コースで着順を競うスプリントを主戦場とする。ブレード(水かき)が両端に付いたパドルを使用するカヤック(片方のみはカナディアン)で勝負に挑んでいる。

中学、高校(光ヶ丘女子)で全国大会優勝を経験。カヌーの強豪・大正大学(東京)卒業後、昨年4月から人間環境大学(岡崎市本宿町)の職員として社会人生活を送っている。同年10月の茨城国体では成年女子カヤックシングル200メートル、500メートルで2冠を達成。ナショナルチーム入りも果たした。オフシーズンの冬場は、主に体力強化に励んでいる。

現在の調子を「いい状態」と語る。昨年3月の練習中にねんざした左足の回復は遅れ気味だが、体力強化や技術力向上に懸命に取り組んでいる。上体を安定させるために臀部(でんぶ)の筋肉を強化したり、効率良く前進するために力まずにこいだりすることを常に意識しているという。自身が理想とするレース展開(500メートル)は、前半で加速し、スピードに乗ったまま中間を進み、後半でラストスパート。「ラストは得意。中間でスピードが落ち気味なので、そこが課題」と分析する。

東京五輪出場には、3月にタイで開かれるアジア選手権の代表になり、優勝することが第1条件。当初は4年後のパリ五輪を目標にしていたが、自国開催の五輪に周囲の期待は膨らむ。本人も「今年は勝負の年」と位置付けており、「応援してくれる人がいるからこそ、ここまでやれているので感謝している。皆さんの応援をこぐ力に変えて頑張りたい」と意欲的だ。

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