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東海愛知新聞

歩き重視で通勤、業務

岡崎市 “スニーカービズ”始まる

岡崎市は19日、市職員を対象に、通勤や業務中に歩きやすい運動靴などの着用を促す取り組み「スニーカービズ」を開始した。毎月19日を「スニーカー通勤の日」、9月は「スニーカー通勤強化月間」として着用を呼び掛ける。また、市職員の着用状況を来年2月ごろまで調査し、一定の効果を確認した後で市内の事業所や市民への周知を図る。()

スニーカービズでは、ヒールが低い、柔らかい素材で作られているなどの歩きやすさを重視した靴を履いて通勤・勤務する。エレベーターやエスカレーターなどを使わず、階段の積極的な利用による節電効果も期待されている。

市保健所健康増進課によると、昨年の市民向けアンケート調査で、1日当たりの平均歩数が男性7341歩、女性が5018歩で、県平均(男性8508歩、女性6780歩)を大きく下回っていることが分かった。市は男性9500歩、女性8500歩の目標を設け、歩く機会を増やすためのウオーキングイベントなどの企画を展開。スニーカービズは、特に働き盛りの世代への浸透を目指して計画された。

同課が市役所へ毎日出勤する職員(嘱託含む)77人にスニーカーの着用頻度を聞いたアンケートでは、通勤時で「ほぼ毎日履く」が35.1%だったのに対し、「ほとんど履かない」が37.7%、仕事中は「ほぼ毎日履く」は22.1%、「ほとんど履かない」44.2%だったという。

市人事課によると、職員の通勤や勤務時の服装は、華美ではない範囲で業務内容に合わせて自由に選ぶことができる。外出機会の多い部署や技術職の多い部署ではスニーカー着用者が多い傾向だという。

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