岡崎市戸崎町のイオンモール岡崎3階で26日、市内の高校生が手掛けた黒板アートを展示する「岡崎ハート黒板アート展」が始まった。県立岡崎工業、岡崎城西、岡崎学園、県立岡崎北の生徒グループ5組が「岡崎の魅力」を詰め込んだ縦0.9 m、横1.8 mの力作を1点ずつ出品している。5月7日まで。

若い世代に岡崎への愛着を持ってもらおうと同市が企画し、原画を募集。応募のあった11点から5点を選出した。選出作品を応募したグループの生徒は黒板アート作家から学びながら作品を描き上げた。

作品には、大樹寺三門から眺める岡崎城や、花火大会、滝山寺鬼まつりなどの様子が生き生きと描かれている。また、「思わず撮りたくなる気持ちを共感してほしい」とカメラを構える手を描き加える、矢作川を竜に例えるといった工夫を見せている。

店内のデジタル看板で制作風景も紹介している。午前10時〜午後10時。問い合わせは、市広報課(23―6600)へ。(横田沙貴)