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東海愛知新聞

伝承と伝匠

西武岡崎店 北斗の拳と三河の職人がコラボ

岡崎市戸崎町の西武岡崎店1階特設会場で21日、三河地域の伝統職人集団「三河職人セブン」と人気漫画「北斗の拳」(原作・武論尊、漫画・原哲夫)シリーズのコラボ企画展「北斗伝匠(でんしょう)展」が始まった。連載開始から今年で35周年を迎え、今も多くのファンに愛されている北斗の拳の世界観を職人の技で表現した作品が楽しめる。27日まで。()

北斗の拳は、核戦争後の暴力が支配する世界を舞台に、一子相伝の暗殺拳「北斗神拳」を伝承する主人公ケンシロウが、多くの強敵と戦いながら荒廃した世界の救世主となる姿を描いた作品。会場では、ケンシロウの兄ラオウの愛馬をかたどった飾り馬をはじめ、劇中に登場した焼き印をシルバーリングで再現した「ユダの紋章UD焼印リング」、名無しの端役から外伝作品で人気キャラクターに出世した“ターバンのガキ"のペーパーナイフなど、いずれも北斗の拳の魅力を取り入れた斬新な作品を展示・販売。日替わりで職人による技の実演もある。

また、同市伝統の八丁味噌が地理的表示(GI)問題で揺れていることを受け、多くの人に関心を持ってもらおうと、カクキュー八丁味噌とコラボした八丁味噌も出品。ケンシロウのジャケットを模した革ケース入りの木箱の表面には、ケンシロウの胸の傷跡を再現した7つの穴が開けられており、穴の中に指を突き入れることで劇中の場面を再現しつつ、水分の少ない八丁味噌ならではの硬さを体感できる。

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