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東海愛知新聞

帰宅困難者受け入れ

岡崎市 JR岡崎駅隣接商業施設と協定

岡崎市は5日、JR岡崎駅東に13日オープンする複合商業施設「ララシャンスOKAZAKI迎賓館」を整備した事業者「アイ・ケイ・ケイ」(佐賀県伊万里市)と、災害時の帰宅困難者を受け入れる協定を締結した。(今井亮)

協定では巨大地震などの災害発生時に、同駅で列車の運行が止まって発生するとみられる帰宅困難者を含めた避難者を一時的に施設内に受け入れる。

避難者に対しては食料や水などの物資を提供するほか、トイレを貸し出す。また、市が来年3月に敷地内に整備する公園に備え付けられるコンセントの電源を、スマートフォンの充電用などとして開錠する。

同市役所で行われた締結式では、内田市長と同社の金子和斗志社長が協定書を取り交わした。内田市長は「乗降客が多いJR岡崎駅は災害時に多くの帰宅困難者が発生する可能性があり、避難場所の確保は重要な課題。駅近隣の施設を避難場所として使用できることは防災力向上に大きく寄与するもの」とあいさつ。金子社長は「施設のオープンに当たり、今後発生する可能性がある災害時には、協定を順守することはもとより、市の依頼があれば市民のためにできる限りの協力をしていきたい」と話した。

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