東海愛知新聞バックナンバー

 7月12日【水】

15年ぶりV射止めるぞ

幸田北部中弓道部4人 全国大会へ意気込み

幸田町立北部中学校弓道部3年の久保田陸仁君、山本凱渡君、伊奈優希君、2年の水野知紀君が、17日に東京都千代田区の日本武道館で行われる「全日本少年少女武道(弓道)錬成大会」に出場する。2年連続となる全国舞台で同校は、平成14年以来15年ぶりの優勝を目指す。(横田沙貴)

大会には3人1組で出場。予選で1人4射計12射のうち6的中以上で決勝進出。決勝では「坐射」と呼ばれる礼法にのっとった形式で1人4射計12射の的中数を競う。

出場するには、昨年11月の秋の県大会、12月の東海大会、今年四月の春の県大会のいずれかで3位以内入賞、または技能優秀賞を獲得し、愛知県弓道連盟の推薦を受けなければならない。

北部中は昨年の全国大会で12射中5的中で予選敗退。今回は秋の県大会で優勝、東海大会で準優勝という成績で、推薦を受けた。東海大会までは久保田君と山本君、伊奈君が出場。4月の大会からは水野君が加わり、伊奈君が補欠選手としてチームを支える形となっている。

久保田君は「1番手なので、流れをつくっていきたい」、山本君は「大きな大会に出場できることを誇りに思い、できることを頑張りたい」、伊奈君は「1本1本を大切にしたい」、水野君は「3年の先輩の足を引っ張らないよう頑張りたい」とそれぞれ意気込みを語った。

選手らは10日、大須賀一誠町長に出場を報告。大須賀町長は「ぜひ優勝して幸田町に戻ってきてほしい」と激励した。