東海愛知新聞バックナンバー

 7月6日【木】

見頃は15日前後

伊賀八幡宮 ハスが開花

徳川家康ゆかりの伊賀八幡宮(岡崎市伊賀町)の随神門前にある蓮池で、ハスの花が開花した。15日ごろには一面を埋め尽くす花が咲きそろいそう。

同八幡宮によると、今年は例年より10日間ほど遅い6月15日に開花。5日現在は最大で直径15センチ程度のピンクや白の花を咲かせており、訪れた愛好家らが写真に収めるなどしていた。花びらが最も開いている午前中が見頃という。

同八幡宮は「泥沼に美しいハスの花が咲く光景は、家康公が戦乱の『穢土』に泰平の世という『浄土』をもたらして平和を願ったメッセージも秘められていると思います」と話している。見頃を迎える15、16日は手打ちそばの販売がある。