東海愛知新聞バックナンバー

 6月27日【火】

男女共同参画に功績

内閣総理大臣表彰
岡崎女子大学・短期大学の林陽子学長

岡崎女子大学短期大学の林陽子学長がこのほど、内閣府の「男女共同参画社会づくり功労者」として内閣総理大臣表彰を受けた。林学長は26日、岡崎市役所を訪れ、内田康宏市長に表彰を報告した。

林学長は「個人の個性、能力、生き方で、性別による抑止なく自分らしく生きることが尊重される社会が、自らの考える男女共同参画」とし、「保育が専門だが、男女共同参画に視点を置いた人材育成にも取り組みたい」と話した。

林学長は昭和50(1975)年4月から同短大に務め、平成19年4月に名誉教授に就任。その後、中部学院大学などの勤務を経て、4月1日付で岡崎女子大・短大の学長に就任した。

この間、学識経験者の立場で岐阜県の男女共同参画21世紀審議会委員、同審議会長などを兼務。地域の実情を踏まえて県内自治体に助言しながら、同県の男女共同参画計画の策定に携わった。