東海愛知新聞バックナンバー

 12月15日【木】

大吟醸「徳川家康斗瓶取り生原酒」限定販売

岡崎・丸石醸造で26日

岡崎市中町の老舗蔵元「丸石醸造」(深田達彦社長)は26日、大吟醸「徳川家康斗瓶取り生原酒」を同日限定で販売する。現在、予約を受け付けている。

同社では毎年、徳川家康の生誕日の12月26日に、社員総出でその日に搾って瓶詰めした1日限定酒を販売。今年で10年目を迎えた。

低温でじっくり醸し、昔ながらの酒袋で1滴ずつゆっくり時間をかけて搾り出す。搾り出された酒を斗瓶で受け、ろ過や火入れをせずに丁寧に仕込み、瓶詰め作業を行う。深田社長は「その日に飲むと辛口だが、1週間ほど寝かせて正月に飲むとうまさが増す」と太鼓判を押す。また、真空状態を保つデンソー製の器具を使用すれば常にフレッシュな味わいが堪能できる。同社では近いうちに同商品を社内の売店で販売するという。

720ミリリットル。桐箱入りが4,900円、化粧箱入りが3,900円。予約の受け付けは23日午後3時まで。受け渡しは、26日午前9時〜午後5時。問い合わせ、申し込みは同社(23―3333)へ。