東海愛知新聞バックナンバー

 7月12日【火】

最先端の技術 一堂に

あす開幕 ものづくり岡崎フェア

三河地域を中心に114の企業・機関が一堂に会する「ものづくり岡崎フェア2016」があす13日、岡崎中央総合公園総合体育館で始まる。14日までの2日間、会場では最先端の技術や製品など優れたものづくりが体感できる。入場無料。両日とも午前10時〜午後5時。(大山智也)

同フェアは、岡崎商工会議所、同市、岡崎ものづくり推進協議会の共催で2年に1度行われる三河地域最大規模のものづくり展示会。第3回までは岡崎市竜美丘会館で行われていたが、前回から規模を拡大し、会場を同公園に移した。

今回のテーマは「技術力を高める 新たな提案」。出展者のうち、企業は初出展の30社を含む99社。自然科学研究機構分子科学研究所県立岡崎工業高校、各大学など15の研究・教育機関もそれぞれの研究成果や取り組みの一部を公開する。

今年は市制100周年を記念し、市内に本社を置く食品メーカー6社(太田油脂栄屋乳業カクキュー八丁味噌丸石醸造マルサンアイまるや八丁味噌)の新商品などを会場の一角にまとめて展示。同市の親善都市で、同様に今年で市制100周年を迎えた福山市の福山商工会議所に加盟するものづくり企業8社の紹介コーナーも設けられる。

第一錬成道場では、ものづくりの専門家を講師に招き、講演会を実施。日程と演題、講師は次の通り。

【13日】

午前11時〜午後0時30分
「デンソーにおける高度運転支援、自動運転技術への取り組み」
デンソー常務役員 加藤良文氏
午後3時〜4時30分
「自動車技術と産業構造の変革への中小企業の取り組み」
日本自動車部品工業会技術担当顧問 松島正秀氏

【14日】

午前11時〜正午
「時代に向き合い、人に寄り添う」
名古屋商工会議所会頭 岡谷篤一氏
午後1時30分〜3時
「町工場が生き抜く為の経営改革と人材確保・育成」
ダイヤ精機代表取締役 諏訪貴子さん