東海愛知新聞バックナンバー

 6月19日【日】

「孤立した育児」防止へ

りぶら 支援団体集まり初のイベント

「育児の楽しさや辛さを共有して」―。岡崎市を中心に活動する市民活動団体が集った「子育て応援フェア」が18日、同市図書館交流プラザ(りぶら)ホールで初めて開かれた。

15団体のブースが並び、0〜5歳の子どもを連れた30〜40代の保護者が訪れた。

各ブースでは、産後に衰えた体力を取り戻す有酸素運動としてバランスボールを使ったダンスや運動などを紹介。父親にも体験してもらい、育児への参加と理解を呼び掛けた。

団体と共催した市のこども育成課は「多彩な子育て支援団体や活動を知ってもらい、母親の産後うつや虐待につながる可能性も捨てきれない『孤立した子育て』を防ぎたい」と話していた。(今井亮)