東海愛知新聞バックナンバー

 4月2日【土】

新年度がスタート

岡崎市は100周年記念事業本格化

新年度を迎えた1日、官公庁や企業で真新しいスーツに身を包んだ新社会人の辞令交付など、各地でさまざまなスタートが切られた。市制施行100周年を迎える岡崎市では、来年3月末まで展開される「新世紀岡崎飛躍祭」(記念事業)が幕を開け、新規採用の同市職員は100年に1度の節目に採用された重みをかみしめた。(今井亮)

同市役所東庁舎で開かれた記念事業のオープニングセレモニーでは、内田康宏市長らが7月1日の市制記念日までの日数を告げる「カウントダウンボード」に、残り91日間を示す「9」と「1」のカードを差し込んだ後、くす玉を割った。

セレモニーに先立ち、同市福祉会館で行われた辞令交付式には事務、消防、保育教育、医療の各職に採用された223人が出席。代表して、大ア有紗さん=家庭児童課=が内田市長から辞令を受け取り、鈴木賢二さん=防災危機管理課=が宣誓した。

内田市長は「市制施行100周年の記念すべき年に職員となった皆さんには、前例にとらわれない新たな発想と若い力で、魅力あるまちづくりの一翼を担うことを期待している」と訓示した。

大アさんは「長い歴史を礎に市民と協働して魅力あふれるまちを目指したい」、鈴木さんは「市民一人一人と誠実に向き合い、信頼される職員になりたい」とそれぞれ決意を語った。