東海愛知新聞バックナンバー

 3月8日【火】

100周年盛り上げる

家康行列の配役決まる

岡崎市の中心市街地で4月10日に行われる岡崎の桜まつりのメーンイベント「家康行列」の参加者を決める公開選考会が6日、同市福祉会館で行われ、市制施行100周年を記念して主役の「徳川家康」を務める俳優の里見浩太朗さんを除く公募の配役が決まった。(今井亮)

総勢143人の募集に対し、201人の応募があった。里見さん演じる“大将”の家康には、「徳川家康列」として市管工事業協同組合の同行が決定。徳川四天王の四家臣役は、「井伊直政」を藤本健太さん=六ツ美消防団第2部、「本多忠勝」を渡辺英二さん=市青年経営者団体連絡協議会、「榊原康政」を加納孝夫さん=三菱自動車岡崎会、「酒井忠次」を鴨下滋さん=竜美丘みこし会、「岡崎三郎信康」を加納勉さん=岡崎青年会議所 が、それぞれ手にした。

13人が応募した「千姫」を射止めたのは、加藤桃花さん。次いで応募が多かった家康の幼少期「竹千代」は、谷澤東昇君。「於大の方」は西垣津一乃さん、「築山御前」は太田綾さん、「亀姫」は中島優菜さん。

配役を代表して、本多忠勝役の渡辺さんは「伝統と歴史に重い責任を感じ、身が引き締まる思い。泰平の世を築いた徳川家康を支えた三河武士と女性の名に恥じぬように精いっぱい務めたい」と話した。